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松戸常盤平いいだ整形外科 運動器リハビリテーションクリニック

DXA法を用いた正確な骨密度検査

DXA法を用いた正確な骨密度検査
骨密度測定方法には、主に以下の種類があります。
  • DXA法:低エネルギーの異なる2種類のX線を骨に当て、骨を通過できないX線の量をみて測定する方法です。腰椎や大腿骨頸部などの骨折リスクの高い部位を測定できます。骨密度測定の標準的な方法であり、精度が高いとされています。
  • MD法:X線撮影画像の濃淡や皮質骨の幅から骨密度を評価する方法です。MD法で評価できるのは中手骨(手の骨)の皮質骨を中心とした骨密度です。現在の骨粗鬆症治療薬は主に海綿骨の骨密度上昇が期待されているため、皮質骨が多くを占める中手骨では変化を認めることは困難です。MDの測定精度は1.5~5%であるとされています。
  • QUS法:超音波を用いて、その骨内の伝播速度と減衰速度を測定することにより骨評価を行う方法です。踵骨(かかと)や脛骨(すね)、橈骨(手関節)の骨を用いることがあります。DXA法よりも容易に検査ができるため人間ドックや検診ではスクリーニングとして用いられますが、確定診断には用いられません。
  • QCT法:CTスキャンを用いて骨密度を測定する方法です。脊椎の中心部分の骨密度を測定できますが、放射線被ばく量が多く、費用も高いという欠点があります。
DXA法を用いた正確な骨密度検査
日本骨粗鬆症学会によるガイドラインにも「骨粗鬆症診断にはDXAを用いて、腰椎と大腿骨近位部の両者を測定することが望ましい。」と記載があります。

<DXA法の特徴>
  • 高精度で信頼性が高い:DXA法は、微量な2種類のX線を照射して骨密度を測定する方法で、従来の骨密度検査(MD法・QUS法・QCT法など)と比べてより精度の高い方法とされています。また、測定誤差や再現性も優れており、経時的な変化や治療効果の評価にも適しています。
  • 被ばく量が少ない:DXA法は、胸部レントゲンよりも少ない被ばく量で測定できます。妊娠中や妊娠の可能性がある女性以外は、特に制限なく受けることができます。
  • 測定部位が多岐にわたる:DEXA法は、腰椎や大腿骨頸部、橈骨遠位部、全身骨など、さまざまな部位の骨密度を測定できます。特に、骨折するリスクの高い腰椎や大腿骨頸部が基本的な測定部位となります。
  • 測定時間が短く負担が少ない:DXA法は、撮影台に横になっていただくだけで測定できます。とくに痛みはなく短時間で終了します。
DXA法を用いた正確な骨密度検査
当クリニックでは、DXA法を用いた正確な骨密度検査を通して、患者さんの健康な日常生活をサポートしています。骨粗鬆症の早期発見や予防、治療効果の評価に役立ちます。骨粗鬆症でお悩みの方、ご心配の方、検診で引っかかった方、他院でDXA法以外で検査したもののご不安な方等、ぜひ当クリニックにご相談ください。DEXA法を用いてあなたの骨の健康状態を診断致します。

また検査にあたりご予約はいりません。当日来ていただいて検査、ご説明いたします。午後の検査の方が待ち時間が少なく、スムーズにご案内できると思います。お気軽にご相談ください。
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